
海外販売や商品説明のとき、「Goods・Product・Item」の違いに迷ったことはありませんか? どれも日本語にすると「商品」になってしまうので、使い分けが分かりづらい単語です。
英語圏でも検索されているくらい、多くの人が迷っている単語たちなんです。
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英語の「Goods・Product・Item」の違い
ざっくり説明すると、次のような違いがあります。
- Goods:大きなカテゴリー(アクセサリー全般、雑貨全般)
- Product:Goodsの中から絞り込んだグループ(木製ジュエリー、ハンドメイドキャンドルなど)
- Item:さらに具体的なひとつ(春コレクションの新作イヤリングのひとつ、限定バッグのひとつなど)
階層でイメージするなら、 Goods > Product > Item の順番です。
「Goods」の意味と使い方
「Goods(グッズ)」は、売買されて購入者へ渡るもの全体を指します。 たとえば、ハンドメイド雑貨全般は handmade goods、アクセサリー全体なら accessory goods、猫雑貨全般なら Cat Goods、と表せます。
- Handmade accessories are popular goods at craft markets.
(ハンドメイドアクセサリーはクラフトマーケットで人気のグッズです)
「Product」の意味と使い方
「Product(プロダクト)」は、Goodsよりも、より具体的になります。 アクセサリーの中でも「木製ジュエリー」や「自分が作ったジュエリー」といったように、特徴で絞り込まれたグループを指します。
- This wooden jewelry is one of my handmade products.
(この木製ジュエリーは私のハンドメイド商品のひとつです)
「Item」の意味と使い方
「Item(アイテム)」は、さらに具体的に「コレクションや商品リストの中のひとつ」を差します。
- We just listed a new handmade item in our online shop.
(新しいハンドメイド作品をオンラインショップに掲載しました) - This pair of earrings is a new item in my spring collection.
(このイヤリングは春コレクションの新作です) - New item for the wooden jewelry collection.
(木製ジュエリーコレクションの新商品) - Each item in the order will be carefully wrapped.
(ご注文いただいた各アイテムは丁寧に包装されます) - This mug is my favorite item in the kitchen.
(このマグカップはキッチンで一番のお気に入りのアイテムです)
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まとめ:Goods > Product > Item の関係
- Goods は大きなまとまり(アクセサリー全般、雑貨全般)
- Product は種類ごとに特定した商品(木製ジュエリー、ハンドメイドキャンドルなど)
- Item はコレクションや商品の中のひとつ(新作イヤリングのひとつ、限定バッグのひとつ)
この順序で考えると、商品説明や商品ページを書くときに自然に単語を選べるようになります。
商品説明など、なるべく使い分けして書くようにしていますが、そこまで神経質になる必要はありません。なぜなら、購入する立場からすると、「Goods・Product・Item」の違いを意識して商品説明を読んで購入する、ということはほとんどないからです。
ただ、知っておくことで、商品説明文を書くときに迷わなくてよくなります。「あれ、違いは何だったかな?」と思ったときに、この記事で確認してもらえたら嬉しいです。
Hope this helps!
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